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【第37回】鳥獣戯画絵巻

 
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今回は「鳥獣戯画」のご紹介です。
正式には「鳥獣人物戯画」と言うそうです。
国宝として有名なこの作品、歴史の授業で習った方も多いかと思います。
鳥獣戯画は、平安時代から鎌倉時代にかけて制作され、
全四巻それぞれ画風も内容も異なっているようです。

私が鳥獣戯画と言われて思い描くのが第一巻(甲巻)でした。
実際一番有名なものは第一巻の様で、
兎や猿、蛙などの動物達が人間の様に描かれていて、見るからに楽しそうです。
絵の中には、今で言う漫画の効果線が描かれていて、
この頃から動きを表すのに効果線が使われていたのだとわかります。
場面の描き方も、樹木を小さめに描いて、遠近感や場面転換の効果を出している様です。


こういった場面の作り方は、現在でも勉強になるのではと思います。

また、鳥獣戯画は摸本や戯画をアレンジした作品も数多く残っているそうです。
以前紹介した河鍋暁斎も描いていて、
それぞれ作者の個性が出ていて楽しめます。

写真は2年程前に六本木で開催されていた鳥獣戯画展の図録です。
展示されていた戯画を収録すると共に、とてもわかり易い説明が掲載されているので、


見てるだけでも楽しく勉強になる一冊です。
また、図録にしては珍しく、戯画の絵を一部あしらった可愛いエコバックも付いてきました。

作品に詳しくなくても、動物達の動きや表情を見ているだけで楽しめます。
機会がありましたら一度見てみる事をお勧めします。

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