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【第12回】RAMディスク

 
第2回でメモリを利用したSSDを紹介しましたが、
今回はPCで使用されているメインメモリを、
HDDとのように使用してしまうという少し変わった使用法を紹介します。

ここ最近PC用のメモリの値段が下がりPCに4GB以上搭載していると言った人が
いらっしゃると思います。
しかし32bit版Windowsを使用している場合は
メモリ容量が約3GB以上になってしまうとOS上で扱えないので、
それ以上の容量は無駄になってしまいます。

64bit環境へ移行すれば3GB以上搭載した場合でもメモリの無駄遣いしないで済みますが、
ドライバやアプリケーションは現時点では64bitに対応しているものが少ないので
互換性を考えると移行は難しいと思います。

この無駄になってしまうメモリを有効利用するためにRAMディスク化します。

メリットとして高速アクセスを目的として搭載されている
PC用のメインメモリを使用するため転送スピードが非常に高速です。

デメリットはPCのメインメモリは通電していないとデータが消えてしまうので、
PCををシャットダウンしてしまうとRAMディスク上のデータは消えてしまいます。
また、OSが起動するまでRAMディスクを利用できません。

デメリットのうちシャットダウンする前にデータをHDDなどに書き込んでおいて、
再起動した際にデータをRAMディスクに戻せばデータを消さずに使用することが出来ます。

RAMディスクは消えてしまっても構わないと言ったInternet Explorerなどの一時ファイル、
TEMPなどの環境変数で指定されるテンポラリファイルなどが
RAMディスクに保存するデータとしては好ましいと思います。

RAMディスクを使用するには様々なアプリケーションがありますが
今回は代表的なアプリケーションだけを紹介します。

RAMディスクの代表的なアプリケーション
IO-DATA RamPhantom3
http://www.iodata.jp/product/hdd/soft/ramphantom3/index.htm

Gavotte Ramdisk
http://www.badongo.com/jp/file/7533583

※特殊なソフトウェアなので使用する際は使用方法をよく読んでから実行してください。
 使用法は検索すれば出てくると思うので、そちらを参考にしてください。


第2回のSSDに続き今回も既存のHDDとRAMディスクの速度の速さを比べて見ました。
今回もCrystalDiskMarkというソフトで比較を行っています。

HDD.jpg
HDD(HGST 7K1000.B HDT721010SLA360 1TB 7200rpm)

RAM.jpg
RAMディスク(Gavotte Ramdiskというソフトを使用)

画像を見ていただければすぐわかると思いますが、
RAMディスクはHDDに比べどの値も圧倒的に速いです。

実際RAMディスク上で200MBほどのファイルをコピーしてみましたが
ほんの一瞬でコピーが完了してしまいました。
これだけHDDとパフォーマンスが違うと使わないのは勿体ないと思いました。

今回紹介したRAMディスクですが、使用用途は非常に限られますが
メモリが余っている方はHDDとの体感の差は絶対にあるのでぜひ使用してみてください。


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