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【第24回】GPGPU その2

 
前回のGPGPUの紹介から間が空いてしまいましたが、
今回も前回に引き続きGPGPUです。

今回はGPGPUで動作するソフトウェアの紹介をしたいと思います。
まずGPUを発売している会社でもGPUでも
GPGPUとして使用できるようになっている製品が限られます。
nVidia社とAMD(旧ATI)社の最新式GPUを搭載している製品であれば、
GPGPUを使用できるはずです。

それぞれGPGPUの機能に当たります。

私の家で使用しているGPUはnVidia社製のGPUなので
CUDAを利用したアプリケーションの紹介をしてみようと思います。

〇TMPGEnc
  http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/te4xp.html
  動画エンコード時のフィルタ処理にCUDAを使用することができます。
  将来は動画のエンコード自体をCUDAを使用してエンコードできるようになる予定だそうです。

○Badaboom
  http://www.badaboomit.com/
  CUDAを利用した動画エンコードが可能です。

○Super LoiLoScope
  http://loilo.tv/product/1/desc
 CUDAを利用して動画編集が行えます。こちらもCUDAを利用して動画のエンコードが可能です。

〇Adobe Photoshop CS4
〇Adobe After Effects CS4
〇Adobe Premiere Pro CS4
  http://www.adobe.com/jp/products/creativesuite/
  おなじみのAdobeのアプリケーションもGPGPUを使用できるようになりました。
  こちらもフィルタ処理等でGPGPUの機能を使用します。
 

〇分散コンピューティング
  CPUだけではなくGPGPUを利用して計算されています。
 GPGPUでの計算はCPUでの計算より成果をあげているようです。

  SETI@home(地球外知的生命体探査)
  http://www.planetary.or.jp/setiathome/

  Folding@home(たんぱく質の折りたたみ構造解析) ※こちらはAMDのGPUでも参加可能
  http://folding.stanford.edu/Japanese/Main


アプリケーションを紹介してきましたが、
ここで動画のエンコードでのCPUとGPGPUとの速さの違いを簡単に比較してみました。
CPU intel Core2Quad Q9650 3.00GHz クアッドコア
GPU nVidia GTX260 リファレンスモデル 216SP版

GPU002.jpg

Badaboomというソフトを使用して時間約30分、720*480の無圧縮動画を
ビットレート2000kbpsのmp4へエンコードを行いました。

エンコードの結果CPUは約40分、GPUでは約10分で完了しました。
よって1/4程度までエンコード時間が短くなったことになります。

今回は1/4ほどの時間でエンコードが完了しましたが、
使用するハードウェアやアプリケーション、設定を変更することで
エンコード時間が変わってくるので
今回の結果はあくまでも参考程度に考えてください。

2回に渡ってGPGPUの紹介をしてきましたが、
GPGPUはまだまだアプリケーション改良とGPU自体の性能向上により
発展性がある分野なのでこれからが面白くなってくると思います。
個人的には動画のエンコード用途でのGPGPUに期待しているので
色々なソフトウェアが発表されるのが待ち遠しいです。

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