Tech
ネットワークエンジニアが、最近気になっているIT関連情報をハード寄りでお届けするブログ
 

【第25回】Windows XP mode

 
今回は5月上旬に公開されたWindows 7 RC版に搭載された
Windows XP modeという機能を試してみました。
Windows 7のβ版が発表された時点ではこの機能は使用出来ませんでしたが、
RC版になって使用できるようになりました。

Windows XP modeを使用するに当たって注意しなければならないことがあります。
intel製のCPUではintel VT、AMD製のCPUではAMD-Vという機能が
CPUに搭載されているPCを使用しなければなりません。
対応していないシステムでWindows XP modeを使用した場合
以下のようなエラーメッセージが表示されてしまいます。

vpc001.jpg

Windows XP modeの使用方法ですが、
まず初めにVirtual PC BetaとWindows XP Mode Betaインストールする必要があります。

Windows XP Mode Betaをインストールに必要な要件は下記URLを参考にして下さい。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=0e8fa9b3-c236-4b77-be26-173f032f5159&DisplayLang=ja#Requirements

インストール方法ですが、下記URLにアクセスします。
http://www.microsoft.com/windows/virtual-pc/download.aspx

vpc002.jpg

画面の下の方にあるSTEP1あるWindows 7 system typeを32bitか64bitかを選び、
XP modeで使用する言語をWindows XP Mode languageからJapanese を選択します。
(今回使用したWindows 7 RCですが、64bit版を使用しているので64bit版をダウンロードしました。)

続いてSTEP2とSTEP3にあるDowload Windows Virtual PC BetaとDownload Windows XP Mode Betaを
クリックしダウンロードして下さい。

ダウンロードが完了したらまずWindows6.1-KB958559-x64.msu(Windows Virtual PC Beta)
というファイルを実行してWindows Virtual PC Betaをインストールしてください。
インストール終了後、Windowsの再起動を促されるので一度再起動してください。
再起動が完了するとWindows Virtual PC Betaのインストールは完了です。

続いてWindows XP Mode Beta のインストールです。
先ほどダウンロードしたもう一方のファイルVirtualWindowsXP.msi(Windows XP Mode Beta)を実行しWindows XP Mode Betaをインストールして下さい。

インストールの完了後、【スタート】メニュー→【Windows Virtual PC】→
【Virtual Windows XP】を選択します。
そうするとWindows XP環境が起動しますが、下記のような画面が表示され
初回の仮想環境の準備を行います。

vpc003.jpg

「ライセンス条項に同意する」にチェックをして「次へ」をクリック。

vpc004.jpg

続いてパスワードを設定です。パスワードを2回書き込み「次へ」をクリック。

vpc005.jpg

コンピューター保護の項目は自動更新をオンにしておき「次へ」をクリック。
そうすると初期設定が始まるのでしばらく待ちましょう。

vpc006.jpg

初期設定が完了するとVirtual PC上でWindows XPが起動します。

vpc007.jpg

vpc008.jpg

Windows XP Modeへのアプリケーションのインストールですが、
こちらは通常のインストールと同様に、windows XP上で行ってください。
今回は試しにFirefoxをインストールしてみました。
アプリケーションのインストール後はそのままVirtual PCのスタートメニューから
アプリケーションを起動すれは従来のVirtual PCと同じように利用できます。

また、一旦Virtual PCを終了させて、
Windows 7の【スタート】メニュー→【Virtual Windows XP】内にある
【Virtual Windows XPアプリケーション】からインストールしたアプリケーションを
起動させると仮想アプリケーション・モードで実行されます。

vpc009.jpg

仮想アプリケーション・モードで実行では
次のようにWindows 7上でアプリケーションを実行したときと同様に利用することが出来ます。

vpc010.jpg

Windows XP上で動作しているという証拠としてFirefoxに表示される
Windowsの内部バージョンを表示してみました。

7は内部バージョンが6.1、XPは内部バージョンは5.1です。
なのでWindows 7上でXPのアプリケーションが動作していることが確認できると思います。


今回は年内に発売されると言われているWindows 7のRC版から搭載された
Windows XP modeを紹介しました。

使ってみた感想としては仮想OS上で動作しているので、
画面描写がネイティブの環境に比べて遅いことと、
Direct X等を使用したゲームなどのアプリケーションが扱えない点が気になりました。
これはVirtual PCの仕様だと思うので、
ハードウェアの性能向上やVirtual PCの仕様が変わらない限りは動作については変わらないと思います。
また、インストールするのに手間がかかるので
製品版では最初からインストールされていると便利だと思いました。

いろいろと改良してほしい点がありますが、
Windows XPを使用していてアプリケーションの互換性に問題があってvistaに移行出来ていない人は
ぜひこのWindows XP modeを使用して動作検証を行ってみてください。










トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.promob.jp/mt/mt-tb.cgi/146

コメントする